株式投資を始めたばかりの方や、最近の相場好調で含み益が出ている方にとって、資産が増えていく実感はとても心強いものだと思います。運用していて「やっていてよかった」と感じられる、前向きな時期ですよね。ただ、株式市場は良い時ばかりが続くわけではありません。むしろ、順調な今だからこそ、「もし暴落が来たらどうするか」を一度考えておくことが大切だと感じています。今回は、株式投資の魅力を再確認しつつ、特に証券担保ローンを併用した運用において注意している点や、私自身が行っている暴落への備えについて、あくまで一例としてお伝えしていきます。
株式投資の良さと、忘れてはいけない前提
株式投資の魅力は、
・資産が時間とともに育っていくこと
・配当や値上がり益を通じて、お金が働いてくれること
相場が好調な局面では、その良さを実感しやすくなります。一方で、相場の上昇が続くほど、下落リスクへの意識が薄れてしまうのも事実です。
証券担保ローンを使うからこそ必要なリスク管理
私が特に注意しているのは、楽天銀行の証券担保ローンを併用している運用部分です。
担保ローンでは、株価下落により担保比率が下がると、制限や強制決済が発生する可能性があります。
部分的な強制決済で済めばまだ良いですが、
最も避けたいのは「株価下落+返済ができない」状況です。
預貯金からの返済は可能でも、投資比率をさらに高めてしまうため、私は慎重に考えています。
暴落時に慌てないためにしている準備
そこで私が行っているのが、
一部銘柄への逆指値設定です。
長期保有を前提に選んだ銘柄ではありますが、
担保ローンを使っている以上、売却を検討せざるを得ない場面も想定しています。
優先的に見直すのは、
配当目的ではなく優待目的で多めに保有している銘柄。
応援したい企業であっても、必要以上に保有している分については、
リスク管理の観点から整理対象としています。
下落率ごとの「自分なりのライン」を持つ
20銘柄以上に分散していても、
・ある銘柄は20%下落
・別の銘柄は50%下落
ということは十分に起こり得ます。
私の場合、担保銘柄として設定しているもの全体が
・10〜20%の下落:基本的に様子見
・30%以上の下落:運用方針を見直す
というラインを意識しています。
事前に想定しておくことで、相場急変時の精神的な負担も大きく減ると感じています。
すべての投資に当てはまる話ではありません
今回の内容は、証券担保ローンを利用していることが前提の考え方です。
すべての投資で同じ対応を取るべき、という話ではありません。
例えば、
S&P500やオルカンなどのインデックス投資を長期・積立で行っている部分については、
暴落があっても淡々と積み立てを続けるのが王道とされています。
私自身も、インデックス投資については「基本的に何もしない」つもりです。
投資は「分けて考える」ことが大切
同じ投資でも、
・長期で積み立てるもの
・リスク管理が必要なもの
は分けて考える必要があります。
今回は後者についての、私なりの備えの一例になります。
おわりに
投資手法に正解はありません。
私自身も、まだまだ試行錯誤しながら株式投資を続けています。
相場が良い今だからこそ、
少し立ち止まって「もしも」を考えてみる。
その小さな備えが、将来の大きな後悔を防いでくれるかもしれません。
この一例が、皆さまの資産形成を考えるヒントになればうれしく思います。
プロフィール
ファイナンシャルプランナーのShioです。
小学生の息子2人と夫の4人暮らし。FP1級・宅建士・簿記2級を保有し、身近なお金の話題を「生活目線」でわかりやすく発信しています。
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