最近、ロボットやAIという言葉を聞かない日はないほど、私たちの生活にテクノロジーが溶け込んできました。便利になる一方で、「仕事がなくなるのでは」「人の価値が下がるのでは」と、どこか不安を感じる人も多いかもしれません。けれど、変化そのものを怖がるよりも、「もう当たり前になりつつある現実」として受け止めることも大切なのではないでしょうか。先日、何気ないランチの時間に目にした配膳ロボットの姿から、そんなことを考えました。悲観ではなく、前向きに変化と向き合う視点について、日常の一コマを通して綴ってみたいと思います。
ファミレスで見かけた「当たり前の光景」
先日、職場の先輩とランチに行こうということになり、近くのファミレスに入りました。平日の昼時ということもあって店内はそこそこ混んでいたのですが、そこで改めて「当たり前」になっているものに気づきました。
配膳型ロボットが、静かに店内をスイスイと動いていたのです。
一昔前には見かけなかったはずなのに、今では特別珍しい存在ではありません。人が近づくとちゃんと止まり、運んでいる料理の内容がモニターに表示される。その様子を見ていると、以前よりも少し賢くなっているようにも感じます。きっと裏側では、細かな改良やアップデートが重ねられているのでしょう。
ロボットは「代わり」ではなく「支え」
飲食店に限らず、どの業界でも人手不足が課題になっている今、こうした技術は「人の仕事を奪う存在」ではなく、「人を支える存在」として活用されていくものだと思います。
人がやらなくていい作業をロボットが担い、人は人にしかできない部分に力を使う。理想論のようにも聞こえますが、現実は少しずつそこに近づいているのかもしれません。
忙しい時間帯に配膳を担うロボットの存在は、働く人の負担を確実に軽くしています。その分、接客や気配りなど、人だからこそできる仕事に集中できる。そう考えると、ロボットは「競争相手」ではなく、心強いパートナーのようにも感じられました。
「王道の仕事」はこれからも変わっていく
ふと、自分が学生だった頃を思い出しました。アルバイトといえば、飲食店での配膳やホール業務が王道でした。でも、今の子どもたちが大人になる頃には、その「王道」自体が変わっているのでしょう。
さらに言えば、今は当たり前に存在している仕事の中にも、将来なくなっているものがたくさんあるはずです。それは不幸なことというより、時代が動いている証なのだと思います。
悲観するより、まず受け止めてみる
AIやロボットが生活の中に自然に溶け込んでいく時代。少し不安を感じる気持ちもありますが、それ以上に「変化すること」が前提の社会なのだと、配膳ロボットを眺めながら感じたランチタイムでした。
もちろん、仕事が置き換わっていく一方で、今はまだ存在していない新しい仕事も、同時に生まれているはずです。かつてインターネットやスマートフォンが登場したときにも、同じような不安が語られていたことを思い出します。
だからこそ、必要以上に悲観するのではなく、「そういう時代になったんだな」と一度受け止めてみること。
知らない常識や理解しきれない価値観に出会ったとき、すぐに否定するのではなく、柔軟に向き合ってみること。配膳ロボットを当たり前に受け入れる子どもたちの姿を想像しながら、そんな姿勢を持ち続けていたいな、と思うのであります。
プロフィール
ファイナンシャルプランナーのShioです。
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