最近、「トリプル安」という言葉をニュースで目にするたび、なんとなく胸がざわつく。
株安、債券安、そして円安。投資をしている人ならなおさら、「このままで大丈夫なのかな」と不安になるのも自然なことだと思います。為替が1ドル160円から150円前半に向かう数字を見れば、なおさらです。
ただ、こうした局面だからこそ、感情に引っ張られず、落ち着いて考えることが大切なのかもしれません。正解の行動は誰にも分かりませんが、少なくとも「慌てない」という選択は、どんな相場でも自分を守ってくれます。今回は、トリプル安という言葉に不安を感じつつも、私自身がどんな考え方で向き合っているのかを、一つの意見として書いてみたいと思います。
正解を探すより、後悔しにくい選択を
こんなとき、いったい何が正解なのか。
そう考え始めると、ニュースを追えば追うほど、不安は増えていくように感じます。もし未来が分かるなら、誰だって最善のタイミングで売ったり買ったりしたいところですが、現実はそう簡単ではありません。
だからこそ私は、「これが正解だ」と言い切れる行動を探すよりも、「自分が後悔しにくい選択は何か」を基準に考えるようにしています。
積み立ては、相場に関係なく淡々と
私自身、積み立て投資については、相場がどう動こうと基本的に同じペースで続けています。
トリプル安という言葉を聞いたからといって、急に止めたり、逆に無理をして金額を増やしたりはしません。淡々と続ける。それだけでも、感情に振り回されにくくなる気がしています。
一方で、大きく下落した局面では、以前から気になっていた銘柄を少しだけ買い足すこともあります。あくまで「少しだけ」。ここはいつも自分に言い聞かせているポイントです。
私なりの投資スタンスと、今考えていること
私は、成長投資枠240万円を優先的に埋めたいと考えています。
中心はS&P500に連動するETFや米国ETFで、VTやVYMが軸。最近は高配当という視点から、HDVやSPYDにも興味を持っています。
米国の個別株については、日本株以上に情報を追いきれないと感じることが多く、今の自分には幅広く分散されたETFの方が合っていると思っています。完璧に理解できないものに大きく賭けるより、「分からないなりに続けられる形」を選ぶことも、大切な判断だと感じています。
円安をどう見るか。チャンスでも、慎重に
為替の影響が大きいため、これまでは米国資産の比率をやや抑えてきました。ただ、円安がここまで進んだ今、見方によっては「チャンス」と考えることもできます。
とはいえ、今の水準が今後の“普通”になる可能性も十分にあります。だからこそ、「今だ」と思って一気に買うことはしません。あくまで少しずつ。自分の中で決めたペースを崩さないことを大切にしています。
「もっと買えばよかった」と「買いすぎた後悔」
あとから振り返って、「あのとき、もっと思い切って買っていればよかったな」と思う場面は、きっと出てくると思います。
でも、買いすぎたあとにさらに下落してしまった後悔は、それ以上に辛いものです。
だから相場が下がるたびに、私はだいたい同じ考え方で、静かに買い足す。その繰り返しです。
トリプル安に振り回されすぎないために
トリプル安という言葉は、どうしても不安を煽ります。
でも、その言葉に振り回されすぎず、自分なりの軸を持って向き合うことができれば、相場との距離感も少し変わるのかもしれません。
今回の記事は、「私はこうしたいと思っている」という、ひとつの意見として書いています。
不安な気持ちを抱えながら投資と向き合っている誰かにとって、少しでも心を落ち着ける材料になれば嬉しいです。
プロフィール
ファイナンシャルプランナーのShioです。
小学生の息子2人と夫の4人暮らし。FP1級・宅建士・簿記2級を保有し、身近なお金の話題を「生活目線」でわかりやすく発信しています。
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