株式投資を続けていると、誰もが一度は悩むのが「利確のタイミング」ではないでしょうか。
もう少し上がるかもしれない、いや今売るべきか。そんな迷いの中で判断を迫られる場面は、思っている以上に多くあります。
私自身、配当を育てる目的で証券担保ローンを利用してきましたが、ある日ふと銀行口座を眺めたとき、毎月引かれている利息の金額に改めて目が留まりました。想定内のはずの数字なのに、実際に目にすると感じ方は変わるものです。
今回は、担保ローンを利用する中で私が行った「一部利確・返済」という行動を一例として、利確の考え方や注意点を整理してみたいと思います。正解を提示する記事ではありませんが、判断に迷う方のヒントになれば幸いです。
利息は「分かっていても効いてくる」
証券担保ローンは、うまく使えば資金効率を高められる便利な仕組みです。
一方で、毎月確実に発生するのが利息。利率は事前に分かっていても、実際に口座から引き落とされる金額を見ると、心理的な重さを感じることがあります。
数字としては想定内でも、感情としての納得感は別物。
このズレが、判断を揺らす要因になることもあると感じました。
株価上昇と「今後は分からない」という感覚
そんなタイミングで、一部の銘柄が短期間で大きく上昇しました。
もちろん、そのまま保有し続ける選択肢もあります。ですが、急激な上昇ほど先行きは読めません。
「もう少し持っていたら…」という後悔と
「今売っておけば…」という安堵。
どちらも結果論です。
今回は、株高が続いていたこともあり、一度頭を冷やす意味を込めて、一部を利確し、返済に充てる判断をしました。
担保ローン利用で意識したいポイント
今回の行動から、改めて感じたことがあります。
- 利息は“率”ではなく“金額”で見ると重くなる
- 含み益は確定しなければ安心材料にはならない
- 借り入れをしていると、判断に感情が入りやすい
担保ローン自体が悪いわけではありません。ただ、相場の変動+利息+自分のメンタルが重なったとき、冷静さを失いやすいのも事実だと思います。
一貫性がなくても、立ち止まる選択
今回の判断が正解だったかどうかは、正直分かりません。
もっと持っていれば、さらに利益が伸びたかもしれない。逆に、早めに返済してよかったと思う日が来るかもしれない。
配当生活を目指す道は、一直線ではありません。
進んで、迷って、立ち止まって、また考える。その繰り返しです。
この一例が、利確のタイミングや担保ローンとの付き合い方を考える、ひとつの材料になれば嬉しく思います。
プロフィール
ファイナンシャルプランナーのShioと申します。
小学生の息子2人と夫の4人暮らし。
FP1級・宅建士・簿記2級を持ち、身近なお金の話題を“生活目線”でわかりやすく発信しています。
旅行やランニングが趣味で、家族で楽しむ「近場旅」や「節約のコツ」も紹介中です。
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「知ることでお金に強くなる」をテーマに、ブログ・noteで発信中。