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そもそも円安と円高どちらがいいんだっけ?【FP1級ワーママのつぶやき/投資・お金編】

最近、「円安が進んでいます」「家計に打撃です」といったニュースをよく耳にします。でも正直なところ、「円安って何となく良くないイメージはあるけれど、実際どう影響するの?」と感じている方も多いのではないでしょうか。
難しそうに見える為替の話も、メリット・デメリットと“自分に関係する場面”を整理してみると、意外とシンプルに見えてきます。今回は、円安の基本と影響の出方を押さえながら、モヤモヤした頭を少しクリアにしてみたいと思います。


先日、YouTubeチャンネル**ReHacQ**の人気企画「あつまれ経済の森」で取り上げられていた“円安”の回を視聴しました。

番組内でプロデューサーの**高橋弘樹**さんが投げかけた問いが印象的でした。

「そもそも、円安って悪いことなんだっけ?」

ニュースではネガティブに語られがちですが、MCの**後藤達也さんや、ゲストの大槻奈那**さんが解説していたのは、「円安にも円高にもメリットとデメリットがある」という大前提。そして、円安でマイナスの影響を受ける“人数の多さ”という視点でした。


そもそも円安とは?

円安とは、
「1ドル=100円」から「1ドル=120円」になるように、同じ1ドルを買うのにより多くの円が必要になる状態のこと。

つまり、円の価値が相対的に下がっている、ということです。


円安のメリット

① 輸出企業に追い風

海外に商品を売る企業にとっては有利になります。
同じ価格で売っても、円に換算すると売上が増えるため、利益が出やすくなります。

② インバウンド需要の増加

海外から日本に来る旅行者にとって、日本は“割安”に感じられるため、観光業にはプラスに働きます。


円安のデメリット

① 輸入品の値上がり

日本はエネルギーや食料を多く輸入しています。円安になると、それらの仕入れ価格が上がります。

→ ガソリン代
→ 電気代
→ 食品価格

こうした形で、私たちの生活費にじわじわ影響します。

② 内需企業の利益圧迫

小売業や飲食業など、海外から原材料を仕入れて国内で販売する企業はコスト増に直面します。
価格転嫁が難しければ、利益は減少し、賃上げも難しくなります。

ここで大切なのが「人数」という視点。
日本で働く人の多くは、輸出大企業よりも、国内向けビジネスに関わっています。
だからこそ、円安のデメリットを受ける層は想像以上に広いのです。


どんなときに“自分ごと”になる?

円安の影響は、こんな場面で感じやすくなります。

  • スーパーでの値上げ
  • 光熱費の請求書
  • ガソリン価格
  • 外食の値上げ
  • 海外旅行の費用増

逆に、外貨建て資産(海外株やドル預金など)を持っている場合は、円安で資産価値が増えることもあります。

つまり、立場によって見え方が変わるのです。


善悪ではなく「構造」で考える

円安=悪、円高=善。
そんな単純な話ではありません。

誰が得をして、
誰が負担をし、
その人数はどれくらいか。

そこまで考えて初めて、ニュースの意味が立体的に見えてきます。


デフレ世代の私たちへ

私は長いデフレ時代を生きてきました。
「物の値段はあまり上がらないもの」という感覚が染みついています。

でも今は違う。

価格が上がるのが“普通”になるかもしれない時代。
その背景に円安という要素があると知るだけでも、ニュースの受け取り方は変わります。


円安を完全に理解する必要はありません。
でも、「どういう仕組みで」「どんな場面で」「誰に影響するのか」を押さえておくだけで、漠然とした不安は少し小さくなります。

経済は遠い世界の話ではなく、私たちの生活そのもの。
だからこそ、感情だけでなく、構造を知る。

それが、これからの時代を落ち着いて生きるヒントになるのかもしれません。

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「お金の話題をもっと身近に」をテーマに発信。働きながら、子育てしながら、家庭・お金・投資・日々の気づきを綴ります。【投資・お金編】【家庭・ワーママの悩み編】【日々の気づき編】シリーズ化しながらお伝えします。ずぼらなワーママ・FP1級・元銀行員・現事務職・小学生2人と夫の4人暮らし