ついに、S&P500指数が7,000の大台を突破しました!

SBI証券のチャートで6ヶ月、10年というスパンで見ても、その力強い成長には目を見張るものがあります。私自身、S&P500に連動するETFや投資信託をメインに運用しているため、資産が最高値を更新していく様子を見るのは、投資家として素直に「明るい気分」になります。
しかし、この高揚感の中にいる今だからこそ、あえて少し前の苦しい時期を振り返っておきたいと思います。
理想と現実:6,400を割り込んだ「3月30日」の記憶
つい先月のことです。3月30日、指数は年初来最安値をつけ、6,400のラインを割り込むほど大きく下落しました。
投資の教科書には必ずこう書かれています。
「暴落時こそ、絶好の買い増しチャンスである」
私も常々「大きく下げたら、キャッシュを投入してまとめて買いたい」と考えていました。けれど、現実はそう簡単ではありません。
実際に画面の中で資産が目減りしていくのを目の当たりにすると、**「どこまで下がるんだろう」「底はもっと先かもしれない」**という不安が頭をよぎり、指が止まってしまうのです。結局、少しの買い増しはできたものの、理想としていたような「思い切ったまとめ買い」はできませんでした。
投資に「後出しジャンケン」は存在しない
7,000を超えた今のチャートを見てから振り返れば、「あの時もっと買っておけばよかった」と言うのは簡単です。
でも、それはあくまで結果論。投資に後出しジャンケンは存在しません。もしあのまま下落が長引いていたら、今頃は「あの時買わなくて正解だった」と胸をなでおろしていた可能性だってあるのです。
3月30日のあの時、恐怖を感じながらも市場から逃げず、たとえ少額でも**「買い足した」という事実**。その一歩を踏み出した自分を、今はしっかり褒めてあげたいと思います。
最強の戦略は「持続可能」であること
今回の乱高下を通じて、投資家として最も大切なことを再確認しました。 それは、**「自分のリスク許容度に見合った、持続可能な量で続けること」**です。
- 下落がいつまで続くか分からない
- 停滞が数年単位で長引くかもしれない
そんなリスクを抱えても、夜ぐっすり眠れる金額。ストレスで日常生活に支障が出ない範囲。それこそが、自分にとっての「正解の投資額」なのだと痛感しました。
まとめ:これからも、浮かれずに「淡々と」
10年の長期スパンで見れば、S&P500は綺麗な右肩上がりを描いています。ですが、その道中は今回のような急な乱高下の連続です。
株価が上がっている時ほど、心は浮ついてしまいがちです。しかし、次に必ずやってくる「下げ」の局面で、今回学んだ冷静さを保てるかどうか。それが将来の成果を分けるはずです。
これからも一喜一憂しすぎず、自分のペースで、だんだんと、そして淡々と。資産を積み上げていこうと思います。
明日からもまた、いつものように。