子どもの介護というと、あまり現実味がないと感じる方も多いかもしれません。ですが、実際にはケガや病気をきっかけに、突然「これまで当たり前にできていたことができなくなる」状況は誰にでも起こり得ます。わが家でも、長男の足の異変をきっかけに手術と短期間の介護生活を経験しました。当時は下の子が生後6ヶ月で授乳中という状況も重なり、家族全体で大きな変化に向き合うことになりました。本記事では、実際に経験した子どもの介護の流れや大変だった点、そして負担を軽減するために意識したことをまとめています。これから同じような状況に直面する方の参考になれば幸いです。
■ 子どもの足の異変に気づいたきっかけ
長男が保育園に通っていた頃、園でのチェックの中で理学療法士さんから「足の動きが少し不自然」と指摘を受けました。
もともとつま先立ちで歩く癖があり、個性の一つだと思っていましたが、検査の結果、ふくらはぎの筋肉の伸縮に課題があることが分かりました。
リハビリも行いましたが大きな改善は見られず、最終的に手術を決断しました。
■ 手術の決断と家族の状況
手術をするべきかどうかは、非常に悩みました。
指摘がなければ気づかなかった可能性もあり、本当に必要なのか何度も考えました。
当時、長男はまだ幼く、さらに次男は生後6ヶ月で授乳中。
家族全体でどう乗り越えるかを考える必要がありました。
手術に伴う入院期間中は、パパと次男が病院近くのビジネスホテルに連泊するという選択をしました。
費用はかかりましたが、家族が近くにいることで安心感があり、精神的な負担を大きく減らすことができたと感じています。
■ 術後の生活は「できないこと」が増える
手術後は足を固定する生活となり、
- お風呂は一人で入れない
- 移動は車椅子
- 保育園にも通えない
という状態が続きました。
これまでできていたことが急にできなくなることは、子どもにとって大きなストレスです。
同時に、支える家族にも大きな負担がかかります。
■ 介護中に感じたストレスと向き合い方
正直に言うと、気をつけていたつもりでも余裕がなくなり、イライラしてしまうこともありました。
だからこそ意識したのは、「完璧を目指さないこと」です。
- 家事は無理をしない
- 食事は外部サービスを活用する
- できないことを責めない
- 少しでも楽しい時間を増やす
こうした小さな工夫が、結果的に家族全体の負担を軽減してくれました。
■ 介護にかかるお金は「必要経費」と考える
介護が始まると、想定外の出費は避けられません。
今回のケースでも、
- 宿泊費(ホテル連泊)
- 移動費
- 生活サポートにかかる費用
など、負担は確実に増えました。
ただ、これらは無理をして削るものではなく、
「家族の心と生活を守るための必要経費」と考えるようにしました。
この考え方に変えたことで、精神的にもかなり楽になったと感じています。
■ 子どもの介護は誰にでも起こり得る
今回の経験を通して強く感じたのは、
子どもの介護は決して特別なケースではないということです。
ケガや病気は突然起こります。
そしてその瞬間から、家族の生活は大きく変わります。
■ まとめ|支える側も無理をしないことが大切
介護をする上で大切なのは、
支えられる側だけでなく、支える側も無理をしすぎないことです。
- 完璧を求めない
- 頼れるものは頼る
- お金も含めて「余白」を持つ
この考え方が、結果的により良いサポートにつながると感じています。
同じような状況にある方の、少しでも参考になれば嬉しいです。