日々の気づき編

投資的思考で見る日用品価格:お米の価格下落とナンピン買いの罠【FP1級ワーママのつぶやき/日々の気づき編】

こんにちは。家計を整える・はまぐりポケットです。

「お米の価格が下落に転じた」というニュースを耳にして、近所のスーパーの価格を調べてみました。

確かにピーク時や昨年の価格と比べると下がっており、「これはお買い得かも!」とついつい買い増し(備蓄)をしてしまいました。気がつけば、家には結構な量のお米のストックが……。

株式投資に例えるなら、下がり続けている銘柄を「安くなった!」と焦ってナンピン買いしてしまっているような状態です。

ただ、ふと長い目で振り返った時に違和感が湧いてきました。

「あれ? 数年前って、5kgでもっと安く買えていなかったっけ……?」

感覚だけに頼るのも良くないと思い、総務省の「小売物価統計調査」などの公的データ(一次情報)を使って、過去5年ほどの価格推移を調べてみました。

すると、自分の記憶を裏付けるデータが見つかりました。(政府統計の総合窓口(e-Stat)より)

2020年頃の主要都市のデータを振り返ると、「コシヒカリ」などのブランド米は2,000円台半ばだったものの、「コシヒカリ以外の銘柄(単一原料米)」であれば、多くの地域で5kgあたり 2,000円〜2,100円前後 で推移していました。セールや地域によっては 2,000円を切る価格(1,800円〜1,900円台) も珍しくなく、私自身も当時は5kgを1,700円ほどで買っていた記憶が鮮明に蘇ってきました。

直近のデータで「前年比で下がった」と聞くと一見安くなったように感じますが、数年前の基準から見れば、「安くなったとはいえ、過去の水準に比べればまだまだ割高」 と言えます。投資で言えば「高値圏からのちょっとした押し目」に過ぎず、底値までは距離がある状態です。

もちろん、お米は毎日の生活に欠かせない必需品なので、買うこと自体は当然です。しかし、「安くなったから」とニュースの言葉だけに飛びついて買い溜め(ナンピン買い)をするのは少し気をつけよう、と反省しました。

日々の買い物や家計管理でも、単年の前年比だけに惑わされず、長い時間軸で一次情報を確認してみることの大切さを実感した出来事でした。

みなさんの地域のお米の価格は、数年前と比べていかがでしょうか?

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「お金の話題をもっと身近に」をテーマに発信。働きながら、子育てしながら、家庭・お金・投資・日々の気づきを綴ります。【投資・お金編】【家庭・ワーママの悩み編】【日々の気づき編】シリーズ化しながらお伝えします。ずぼらなワーママ・FP1級・元銀行員・現事務職・小学生2人と夫の4人暮らし