みなさん、こんにちは。「家計を整える・はまぐりポケット」です。
先日、いつものようにSBI証券の口座にログインしてマイページを眺めていたところ、思わず画面を二度見してしまうような広告が目に飛び込んできました。
なんと、あのイーロン・マスク氏率いる「スペースX(SpaceX)」が上場(IPO)を予定しており、購入申込を受け付けるというのです。
資産運用や投資を楽しんでいる方の間でも、いま大きな話題になっていますよね。

(画像出典:SBI証券 ウェブサイト「スペースX上場予定!IPO株が購入できるチャンス」より)
今回は「この銘柄が絶対におすすめ!」という投資勧誘のようなお話では全くありません。
このニュースをきっかけに、先日わが家で夫婦で盛り上がった「大物IPOが相場に与えるちょっと意外な影響」について、少しお話ししてみたいと思います。
そもそも「IPO(新規公開株)」ってなに?(カンタン解説)
本題に入る前に、「そもそもIPOってよく聞くけど何?」という方のために、仕組みを簡単におさらいしておきますね。
IPO(Initial Public Offering=新規公開株)とは? まだ証券取引所に上場していない企業が、だれでも株を売買できるように新しく市場にデビューすることを言います。
最大のメリットは、上場する前に**「あらかじめ決められたお得な価格(公開価格)」**で株を購入できるチャンスがあることです。人気企業のIPOは、上場して最初にがつく価格(初値)が、この公開価格を大きく上回ることが多いため、投資家の間では「宝くじ」のような感覚で非常に人気があります。
今回のスペースXは、まさに世界中が待ち望んでいた「超・超大型の宝くじ」のような状態なわけです。
わが家の夫婦投資雑談 〜東京メトロの思い出〜
話題のIPOといえば、少し前に大きなニュースになった「東京メトロ」の上場が記憶に新しいところです。
株主優待が非常に充実していたこともあり、普段は個別のIPOを熱心に追わない層まで巻き込んで、まるでお祭り騒ぎのようになっていたのを覚えています。
実はわが家でも、夫が「これは面白そう!」と抽選に申し込んでいました。ですが、結果は……惜しくも落選。
今回のスペースXも、世界中が注目する超大型銘柄ですから、期待値はそれ以上かもしれません。
「買いたい!」と思っても、思ったようなタイミングや価格で手に入れるのは、なかなか難しいのが現実なのだろうなと感じています。いずれにしても、上場した後にどのような動きを見せるのかには非常に注目しています。
大物IPOの裏で起きる「業績に関係のない下落」とアメリカ市場への影響
さて、ここからが今日の本題であり、私が面白いなと感じている「相場の仕組み」の話です。
スペースXのような超有名企業が上場する時、市場にはある一定の『引力』のようなものが働きます。先ほど書いた通り、IPOとしての期待値があまりにも大きいと、投資家たちは「どうしてもこの銘柄を買いたい!」となりますよね。
そのとき、市場では何が起きるでしょうか。
今回のスペースXは米国株ですので、主に影響を大きく受けるのはアメリカ市場(米国市場)になります。
手元に有り余る現金があれば別ですが、米国の多くの機関投資家や世界中の個人投資家は「いま持っている他の米国株などを売って、スペースXを買うための資金を作る」という行動に出ます。
つまり、その会社自体の業績がどんなに絶好調で、何も悪いニュースがなかったとしても、スペースXへの資金移動(換金売り)のあおりを受けて、一気に売られて株価が下がってしまう銘柄が出てくる のです。
「この銘柄が悪い」のではなく、「他を買うために一時的に売られている」という需給のバランスですね。特にアメリカ市場全体を揺るがすような超大型IPOの際は、こうしたダイナミックなお金の動きが顕著に現れることがあります。
自分が持っているお気に入り銘柄が急に下がると焦ってしまいますが、「あ、いまは大物IPOにお金が吸い取られている時期なんだな」と一歩引いて見られるようになると、投資のハラハラ感はぐっと減ります。
むしろ、良い株が業績に関係なくバーゲンセールになっているチャンス、と捉えることもできます。
まとめ:市場の動きをのんびり眺めるのも投資の楽しさ
スペースXが実際に上場したあと、アメリカ市場、そして世界の市場がどんな値動きを見せるのか。宇宙へのロマンとともに、市場のお金の動きを観察するのはとてもワクワクします。
当たるかどうか分からない抽選にドキドキするのも投資の楽しさですし、その裏で動く「全体の需給」をのんびり眺めるのもまた一興です。
一喜一憂せずに、一歩引いた視点を持つことが、心地よく家計を整えるための資産運用のコツかもしれません。
みなさんは、今回のスペースX上場のニュース、どのように見守っていますか?
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。