こんにちは。家計を整える・はまぐりポケットです。
ハガキを開いて記載された概算額を目にしたとき、あなたはどう感じますか?
「これまで何十年も払ってきたのに、これだけ?」
「月換算したら数万円……これでどうやって老後を暮らせばいいの?」
そんな不安や焦りを覚える方も多いかもしれません。
私自身、今年の誕生日に届いたねんきん定期便に記載されていた金額は、年額 92万8,776円(月額にして約7.7万円)でした。
一見すると「これだけで生活するのは厳しい」という現実がありますが、私はこの数字を見て決して悲観していません。今回は、ねんきん定期便の現実を受け止めつつ、老後の不安を解消するための「収入の複数はしら構想」についてお話しします。
1. 「年金だけに頼らない」は、最初から分かっていたこと
思い返せば約20年前、社会人になった頃から「将来、公的年金だけに頼って暮らすのは難しいだろうな」という予感はどこかにありました。当時は今ほどNISAなどの非課税制度も整っていませんでしたが、「自分で準備しなければいけない」という自覚は自然と芽生えていたように思います。
ねんきん定期便の数字を見て、国や制度に怒りたくなる気持ちも理解できます。しかし、「老後の生活費を100%年金で賄う」という前提そのものを見直してみると、視点がガラリと変わります。
2. 老後資金の不安を消す「3つの柱」
私がしっくりきているのは、年金を「生活のすべて」ではなく「暮らしを支える柱の1つ」として捉えるという考え方です。
1本の大黒柱に頼るのではなく、小さくても強い柱を複数組み合わせるイメージです。
① 公的年金(ベースとなる確実な収入)
金額の多寡はあるものの、生きている限り支給される強い土台です。生活費のベース(固定費など)を支える貴重な1本目となります。
② 資産運用・配当金(コツコツ育てるお金の柱)
新NISAなどを活用し、株式投資や投資信託でコツコツと資産形成を進めます。特に「配当金(インカムゲイン)」を得られる仕組みを作っておくと、老後の雑収入として大きな助けになります。
③ 好きな仕事・副業(やりがいと実益を兼ねた柱)
定年後も、自分の得意なことや好きなことで細々と収入を得る方法です。フルタイムでがっつり働く必要はなく、月数万円でも自分のペースで稼ぐことができれば、生活の潤いと健康維持にもつながります。
3. 「柱」を育てるには時間がかかる。だからこそ気長に
ここで大切なのは、投資にしても仕事にしても、すぐに立派な「柱」になるわけではないということです。
配当金を育てるのにも年単位の時間が必要ですし、個人で細々と稼ぐスキルや実績を作るのにも試行錯誤が欠かせません。
ですが、焦る必要はありません。
老後を迎えるまでの時間を使って、「気長に、楽しみながら育てていく」こと自体が、人生の豊かなプロセスになります。今日から少しずつ準備を始めれば、5年後・10年後の安心感はまるで違ったものになります。
まとめ:まだまだ自分にできることはたくさんある
ねんきん定期便の数字は、決して「老後の絶望を突きつけるもの」ではなく、「今の立ち位置と、これからやるべきことを教えてくれるレポート」です。
- 年金でベースを固める
- 投資で配当金を育てる
- 好きな仕事で細く長く稼ぐ
これらを組み合わせれば、老後の暮らしは決して怖いものではありません。
「年金が少ない」と嘆く前に、自分にできる小さな一歩から、気長に「自分だけの暮らしの柱」を作っていきませんか?