投資・お金編

「子育てにお金がかかる」の正体は?知っておきたい教育費のピークと具体的な使い道

こんにちは。

子育てをしていると、どこからともなく聞こえてくる「子育てってお金がかかるよね」という言葉。 でも、具体的に「いつ」「どんなタイミングで」「いくらくらい」支払いがやってくるのか、イメージできている方は少ないのではないでしょうか。

先日の記事で、小学校から届いた約5,000円の学年費の請求書をきっかけに、我が家の家計管理や今後の教育費について改めて考えてみました。

今回は、子どもが公立小学校に入学してから大学を卒業するまでの16年間で、具体的にどんなタイミングで大きなお金が動くのか、リアルな支払いのイメージをロードマップ形式でまとめてみます!

1. 小学校時代(6年間):地味に毎月出ていく「隠れ教育費」の時期

小学校の期間は、よく「子育て家計最大の貯めどき」と言われます。授業料や教科書代が無料だからです。ただし、「完全にお金がかからない」わけではありません。

  • いつ支払う?: 毎月の給食費、学期ごとの学校費(ドリル代や実験キット代など)。
  • 盲点はここ!: 体操着や上履きのサイズアウト、絵の具や習字セットの買い替えといった「隠れ教育費」が、毎月のようにちょこちょこと家計から出ていきます。
  • お金の動き: 年間の学校関係の支出は約11万円ほど。余力がある時期だからこそ、ここでどれだけ教育費の後ろ盾を作れるかが勝負の分かれ目になります。

2. 中学校時代(3年間):「制服・部活・塾」のトリプルパンチ

中学校に入ると、生活が一変すると同時に、子育て家計のギヤが一段上がります。

  • いつ支払う?:
    • 入学前(小6の冬〜春): 制服、体操着、指定カバン、通学靴などの購入で、一気に8万〜10万円ほどが飛んでいきます。
    • 毎月・学期ごと: 部活動が始まると、ユニフォーム代、遠征費、道具のメンテナンス代が不定期に発生します。
  • 最大の山場: 中2〜中3から本格化する「高校受験に向けた学習塾代」です。塾の月謝だけでなく、夏期講習や冬期講習、模試の受験料など、年間で30万〜50万円以上のまとまった支払いが一気に家計にのしかかってきます。

3. 高校時代(3年間):就学支援金があっても油断できない時期

「高等学校等就学支援金制度」によって公立高校の授業料は実質無償化されますが、それでも家計管理の手は抜けません。

  • いつ支払う?:
    • 入学時(高1の春): 教科書代(数万円)、電子辞書や学校指定の端末(タブレット・PC)代、さらに通学定期代(3ヶ月〜6ヶ月分)の支払いが重なります。
    • 高2の秋〜高3: 修学旅行の積立金(または一括請求)で約10万〜15万円。
  • 最大の山場: 大学受験を見据えた場合の「予備校代」です。高3の1年間だけで数十万円〜100万円近くかかるケースもあり、さらに大学の「受験料(1校あたり約3万〜3万5千円)」が冬に何校分も発生します。

4. 大学時代(4年間):教育費のラスボス、現る

ここが16年間のロードマップのゴールであり、最大の山場です。これまでの「数万円単位」の支払いから、一気に「数十万〜数百万円単位」へと桁が変わります。

  • いつ支払う?:
    • 合格直後(高3の2月〜3月): 運命の分かれ道。まずは「入学金(約20万〜30万円)」の振り込み期限が数日以内にやってきます。
    • 毎年2回(前期・後期): 大学の学費(授業料・施設費)の支払いです。国公立でも年間約54万円(年間総額で約100万円〜)、私立文系なら年間約100万〜120万円(年間総額で約150万円〜)を、春と秋の年2回に分けて支払います。
  • さらに上乗せされる可能性: もし子どもが自宅を離れて進学する場合、「一人暮らし費用(敷金・礼金、家具家電、毎月の仕送り)」がこれに丸々乗ってきます。

リアルなイメージを持って、今できること

こうして時系列で並べてみると、「子育てにお金がかかる」というのは、ずっと均等にかかり続けるのではなく、「節目ごとの入学準備」「中高の塾代」「大学の学費」という大きな波がドカンとやってくるのが正体だと分かります。

この大きな波を前にして、私が個人的に大切だなと思っているのは、「敵(時期と金額)の姿をあらかじめ知っておくこと」です。

いつ、どれくらいのお金が必要になるかのイメージさえ持っていれば、

  • 「今は小学生で家計が一番ラクな『貯めどき』だから、毎月〇万円は絶対に教育費枠として先取り貯金しよう」
  • 「大学の学費のピークに向けて、今のうちから学資保険や新NISAを活用して、効率よく資産を育てておこう」

と、落ち着いて具体的な作戦を立てることができますよね。

子どもの成長を「お金の心配」ばかりで見つめるのはもったいない。 だからこそ、今のうちに我が家の「子育て家計」のロードマップをしっかりと描き、未来の支払いに笑顔で「いってらっしゃい!」と言える準備を、コツコツと進めていきたいなと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

ABOUT ME
shio-finance
「お金の話題をもっと身近に」をテーマに発信。働きながら、子育てしながら、家庭・お金・投資・日々の気づきを綴ります。【投資・お金編】【家庭・ワーママの悩み編】【日々の気づき編】シリーズ化しながらお伝えします。ずぼらなワーママ・FP1級・元銀行員・現事務職・小学生2人と夫の4人暮らし